投稿

7日目:トップ営業マンほど高い値を示す【EQ値】とは

営業マンにとって EQ という指標がものすごく重要なものであるということはご存知でしょうか? 営業マンに限らず成功者は EQ の数値が高いと言われています。 例えば、あなたが相手から事実と違う言いがかりをつけられた時など、ムキになって反論したりしていませんか? 仮に相手を完全に論破できたとします。 間違っているのは相手で、あなたの理屈が正しく相手を言い負かして満足できたかもしれません。 しかし、その行動が人間関係において必ずしも ベストな選択とは限らない ということは理解できるでしょうか? もしかしたら、あなたの言い分は正しくても、言い方によっては相手の恨みを買って 今後敵になってしまう かもしれません。 EQ とはそういった場面でも ベストな対応を選択するために重要な指標 なのです。 ━━━━━━━━━━━━━━━  ◆◇ EQとはなんなのか? ◇◆ ━━━━━━━━━━━━━━━ 心の知能指数(こころのちのうしすう、英: Emotional Intelligence Quotient、EQ)は、心の知能 (英: Emotional Intelligence、EI) を測定する指標である。心の知能とは、自己や他者の感情を知覚し、また自分の感情をコントロールする知能を指す。 比較的新しい概念のため、定義はいまだはっきりとしていない。後述するジョン・D・メイヤー[1]のように、感情表現の技術とその知能指数を区別する研究者もいる。 Wikipediaより 知能を測定するIQに対して、 感情をコントロール する能力が EQ です。 EQは研究の歴史がまだまだ浅いため明確な定義や測定基準は定まっていないようですが、近年は大手の企業でもEQのトレーニングが新人研修でも取り入れられるなど重要視されるようになってきているのです。 なぜEQの向上が重要なのかというと、人間の行動は 感情というモノに非常に左右されやすい のですが、成功するためには時に冷静かつ論理的に感情を排除した決断をしなければならなかったり、時には人間的な優しさや熱意を情熱的に表現する必要があったりと、 状況に応じて最適な感情を自由自在に選択 しなければならないからです。 優れたリーダーほど多くの 人の心を動かし 行動させるこ

6日目:正しい高確アポイントの取り方 上級〔後編〕

こんにちは! 研修担当です。 前回 は人を 「5段階の意識レベル」 に分類して、相手がどの段階に属するかによってアプローチ方法を変える必要があると書きました。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━  ◆◇ 「5段階の意識レベル」おさらい ◇◆ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 1、超意識 知ったらすぐに買う人。 ⇒スマホの最新機種がでたんだ!即買います! 2、商品意識 興味があってメリット・デメリットによって買う買わないを決める人。 ⇒スマホの最新機種か~。  今の携帯とメリット・デメリットを比べてみてメリットが大きければ買います。 3、ソリューション意識 解決策を知っているが、どれを選べばいいかよくわからない人。 ⇒ガラケーよりスマホが便利なことは知っているけど、どれを選べばいいのかな? 4、問題意識 問題は認識しているが、解決策を知らない人。 ⇒ガラケーって不便だな~。(スマホは知らない) 5、無意識 現状なんとも思ってない人。 ⇒ガラケーで特に困ることはないです。 こんな感じですね。 5の「無意識」の層へのアプローチ方法をマスターすれば1~4も全ていけるので、今回はそこに対する具体的なアプローチ方法を書いていきます! ━━━━━━━━━━━━  ◆◇ アプローチ方法 ◇◆ ━━━━━━━━━━━━ 初級編 とはアプローチを少し変えましょう。 5の「無意識」の層の人には、商談目的のアポの前に、個別で会うアポを取りましょう。 「お茶しない?」とか「飯行こうよ」とかでも大丈夫です。 アポの目的は相手に 『理想と現実のギャップを認識してもらうこと』 です! 流れは下記になります。 ■悩みや欲求を聞く。  「何か悩みはありますか?」   ↓ ■手に入れたい結果を確認する。  「どうなりたいですか?」   ↓ ■解決に必要な情報を聞き尽くす。  「どうすれば達成できますか?」   ↓ ■ギャップに気付いてもらう。  「今のままで達成できますか?」   ↓ ■解決策を問われる状況を作る。  「どうすればいいのか教えてください!」(相手から) ただこの際に最も気を付けなければいけないのは 「相手に対する

5日目:正しい高確アポイントの取り方 上級〔前編〕

Soft-EX研修担当です! 5日目の今回は、 「正しい高確アポイントの取り方 上級編」 です。 この前は、 初級編 ということで、ニーズがある人に対してのアプローチの仕方を書きました。 営業の仕事は お客様の理想と現実のギャップを埋めて問題を解決すること です。 今回は、一見ニーズがない人のニーズを喚起して高確のアポを取る方法について書いていきます。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━  ◆◇ まずタイプを分類しよう ◇◆ ━━━━━━━━━━━━━━━━━ 営業をやっていく上で、アポの取り方は人によってアプローチ方法を変える必要があります。 「このタイプの人にはこのアプローチをする」と決める目安として、 「5段階の意識レベル」 という概念を持っておくといいとされています。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━  ◆◇ 「5段階の意識レベル」とは ◇◆ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 5段階の意識レベルには 1、超意識 2、商品意識 3、ソリューション意識 4、問題意識 5、無意識 があります。 それぞれ身近な例で簡単に説明してみます。 1、超意識 知ったらすぐに買う人。 ⇒スマホの最新機種がでたんだ!即買います! 2、商品意識 興味があってメリット・デメリットによって買う買わないを決める人。 ⇒スマホの最新機種か~。  今の携帯とメリット・デメリットを比べてみてメリットが大きければ買います。 3、ソリューション意識 解決策を知っているが、どれを選べばいいかよくわからない人。 ⇒ガラケーよりスマホが便利なことは知っているけど、どれを選べばいいのかな? 4、問題意識 問題は認識しているが、解決策を知らない人。 ⇒ガラケーって不便だな~。(スマホは知らない) 5、無意識 現状なんとも思ってない人。 ⇒ガラケーで特に困ることはないです。 こんな感じですね。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━  ◆◇ 一見ニーズのない層にアプローチをしよう ◇◆ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 「5段階の意識レベル」の中で、一見ニーズのない層とされるのは、 4と5の

4日目:実は仕事にモチベーションなんて必要ないたった一つのワケ

こんにちは! Soft-EX(ソフトイーエックス)研修担当です。 人間ですから仕事においてどうしてもモチベーションが上がらないなというときがあります。 彼女にフラれただとか、体調悪いだとか、まあ人は様々な要因に左右されます。 私も社会人になりたての頃は、モチベーションが上がらず会社に行きたくないと先輩に愚痴をこぼしたことがありました。 その時、その先輩から言われた言葉でいかに私が甘い考えだったかをハッと気づかされたことがあります。 ━━━━━━━━━━━━━  ◆◇ 先輩からの言葉 ◇◆ ━━━━━━━━━━━━━ 「お前、イチローや本田圭佑みたいな一流の選手が、モチベーションが下がったからといって、試合で手を抜いたプレーをすると思うのか? プロはモチベーションに関係なく常に最高のパフォーマンスをするんだ。」と。 確かにその通りだと思いました。 絶対にしないですよね。手を抜いたりなんてことは。 もしそんな姿勢が見えたら、私たちは勝手ながらかなり失望しますよね。 インタビューで 「いやー今日は飼い犬が元気なかったから心配でプレーに集中できませんでした。てへぺろ☆彡」 そんなセリフを吐いた日には全国のプロスポーツ選手を夢見る少年少女が全員グレます。 「それじゃあしょうがないよね。」 と許してはくれませんよね。 あなたも一流の営業マンでありたいのであれば、まったく同じことが言えるということです。 自分のモチベーションによってお客様に対する姿勢を変えてはいけませんし、相手はこちらの都合は知りません。 プロは、 「飼い犬が元気なかったから、元気を分けるために絶対にホームランを打とうと思ってました!」 くらいのことを言うと思います。 逆境ですらプラスの力に変えることができます。 「これを乗り越えたらさらに力が付くぞ、ラッキー♪」と。 ピンチをチャンスに変換してます。 私が今まで見てきたトップ営業マンは ・ネガティブ発言ゼロ。 ・言い訳しない。 ・トラブルが起こっても全て自分が招いたことと受け止める。 もっといろいろとカッコイイ要素はありますが少なくともこれらは全員共通してました。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━  ◆◇ 必

3日目:正しい高確アポイントの取り方 初級〔後編〕

Soft-EX研修担当です! 3日目の今回は、 「正しい高確アポイントの取り方 初級編」の後編です。 前回 は「高確アポの定義」と「高確アポを取れない原因」について書きました。 今回は、 「営業マンの仕事とはなんなのか。」 「ダメなアポの取り方。」 「私が高確アポを取れるようになるまで。」 について書いていきたいと思います。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━  ◆◇ 営業マンの仕事って要は・・・ ◇◆ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 「問題解決」です。 問題解決とは、「理想と現実のギャップを埋めること」です。 お客様の問題(ギャップ)を埋めるために必要なモノが自然と売れるだけです。 つまりアポイントを取るときは「相手に問題が有るか無いかの確認作業」をするだけでいいというイメージです。 簡単に言えば、 「解決したい問題はありますか?ありませんか?」 と聞いてみて「あります!」という人にだけ、詳しい話を説明するためのアポイントを取ればいいです。 問題を解決したいニーズがある人にだけアポイントをとるから、気まずくならずに話をしっかりと聞いてくれて成約率も上がるんですね。 次にやってしまいがちなダメなアポの取り方を見ておきましょう。 ━━━━━━━━━━━━━━━  ◆◇ ダメなアポの取り方 ◇◆ ━━━━━━━━━━━━━━━ 初心者が一番やってはいけないアポの取り方は、「相手にニーズの有無を確認せず目的を伝えずに会う」ことです。 これは上級者向けのやり方なので、初心者がやると失敗しやすいです。 自分も前にあったのが、知人から「お茶しない?」と誘われて待ち合わせ場所に着いたらネズミ講の会社だったというパターンです。 気持ちはわかりますが、このやり方をすると相手に不意打ちを食らわされた印象を与えてしまい、インターネットがすぐ炎上するので気を付けましょう。 最初はニーズのある人にだけ声を掛けるのが基本です。 ニーズが無い人にニーズを喚起させる方法については、アポの取り方の上級編で次回以降に書いていきたいと思います。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━  ◆◇ 私が高確アポを取れるようになるまで ◇◆ ━━━━━━

2日目:正しい高確アポイントの取り方 初級〔前編〕

こんにちは! 株式会社Soft-EX(ソフトイーエックス)研修担当です! 研修2日目の今回は「正しい高確アポイントの取り方 初級」です。 私もそうでしたが、営業始めたての人によくありがちなのが、 「高確のアポイントを取れないがゆえに、商談をしてもぜんぜん成約しない」 という問題です。 たくさん人と会っているのになかなか成果が上がらない!という方は、いわゆる高確のアポイントを取れていない可能性が高いです。 まずはそういった所から改善していきましょう! ━━━━━━━━━━━━━━━━  ◆◇ 高確アポの定義 ◇◆  ━━━━━━━━━━━━━━━━ 私の中での定義としては、高確度のアポとは、 「話を聞く態勢ができていて、何のために 時間を割いているか明確であり、内容次第で即決可能な状態 であること」 と考えます。 お客様があなたと会う目的は、あなたの商材についての詳細を聞くことであり、いいと思えば、そのまま契約する心構えができている状態であれば、高確のアポイントと言えるでしょう。 それでは次に高確アポを取れない原因について考えてみましょう。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━  ◆◇ 高確のアポが取れない原因 ◇◆  ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ みなさんは営業マンに対してどのようなイメージを持つでしょうか? 「しつこい」 「強引」 「めんどくさい」 「無理やり売り込まれる」 などなどマイナスイメージを持っている方も多いと思います。 私は営業を始めたてのころにテレアポを毎日200件やっていました。 その時に思っていたのは、 「会ったこともない人に仕事中いきなり電話して商品を売るのはなんか申し訳ないな~」 ということで、電話を掛けるのがかなり憂鬱でした。 世間の営業職に対するイメージが営業マンの心に嫌われるんじゃないか?という「メンタルブロック」を作り出しています。 これにより相手にはっきりと目的を伝えられないままアポイントを取ってしまいがちです。 そのような人は「営業マンの仕事とは何ぞや」ということについて認識を変える必要があります。 では結局「営業マンの仕事」とは一言でいうとなんなのか? モノを売るこ

1日目:Soft-EX(ソフトイーエックス)研修ブログ始めます。

こんにちは! 株式会社Soft-EX(ソフトイーエックス)営業本部の研修担当です! 僭越ながら本日から研修ブログを始めることになりました。 よろしくお願いいたします! ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ◆◇ 営業研修ブログの目的とは!? ◇◆  ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ このブログの目的としては、 一つ目が、 今月より開始しました社員研修の内容を社員がいつでもどこでも復習できるようにするため。 二つ目が、 私が前職含めこれまで学んできた営業のノウハウをブログでシェアし、営業職に従事するより多くの人々のお役に少しでも立つため。 というのがメインです! ただ営業職以外のお仕事をしている方々が読んでも「なるほど!」と思えるような、仕事や人間関係で使える心理学やモチベーションアップ法などの情報も発信していきたいと思います。 Soft-EXの社名の由来は「人やスキル(Soft)」を「つなぎ合わせる(Extension)」から来ています。 有益な情報は業界の垣根を越えてどんどんシェアしていきたいと思います! ━━━━━━━━━━━━━━━  ◆◇ 研修担当の経歴 ◇◆  ━━━━━━━━━━━━━━━ 研修1日目の今回は私がSoft-EX(ソフトイーエックス)の研修担当になるまでの経歴に少し触れます。 私は前職で3年ほど営業力が強いと有名な、ある電機メーカーのグループ会社で働いておりました。 そこに入社した理由は将来の目的のために営業力を鍛える必要があったからです。 グループ会社とは言っても親会社と仕事のしかたは全く同じで、なかなかゴリゴリです。 今思えば、そこでかなり鍛えられたなと感謝しています。 売上金額やアポイント数はもちろん、 ●決裁権者との名刺交換の枚数、 ●デモ件数、 ●飛び込み件数、 ●テレアポ件数、 ●セミナー開催件数、  ・  ・  ・ などなど全部で20個ほどの項目のなんとすべてにノルマが課されています。 ノルマを達成しないと怒られるのは当たり前かなと思いますが、達成したとしても「調子に乗るんじゃない!」と怒られます。笑 結局どう転んでも怒られるんかい、と。 最初は会社に行